腎生検⑩

起き上がって味噌汁を啜れる幸せを噛みしめる、入院三日目の朝。

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安静解除

看護師さんが朝の検温や血圧測定に来てくれた物音で目を覚ましました。

座薬のおかげで体の痛みも一切なく、朝まで爆睡コース。体力はここにきて全回復です。

先生の回診では、体調・数値ともに問題ないとのことで、朝食後から安静が解除になりました。

トラウマになった尿道カテーテルも、ものの数分でスッと抜けていき、晴れて自由の身です。

その後は腎臓の穿孔箇所に出血がないか確認のためCTを取りに行ったりしましたが、移動は全て車椅子。

ザ・健康で生きてきた私は、ありがたいことに車椅子に乗る経験も少なく、看護師さんに車椅子を押してもらうことがなんだか恥ずかしいような…何とも言えない気持ち(気持ちの悪い表情)になりました。

安静解除っちゃあ解除だけど…

安静解除と言っても看護師さんからは「一応解除にはなってますけど、緊急の場合以外は立ち歩かないでくださいね」と、言われました。

この看護師さんの発言まで、大きい病院だったからか担当の方がサラっとした方だったのか、私は腎生検についてそこまで重大なリスクがあることを聞きませんでした。「無理すると稀に再出血する人がいる」そんな感じの説明でした。

看護師さんに「なるべく立ち歩かないように」と念を押されても

はーーーい(鼻ホジー)

てな感じのイカレ具合。(無知って恐ろしい)

腎臓は血液が豊富な臓器なので、圧迫止血やら砂嚢圧迫、安静の時間をたんまり取られてる訳で、歩行解除になったからといって自由に動いていいわけではありません。

激しい運動や長時間の入浴を控えるのは当たり前として、そもそも腎生検後一週間かそれ以上は、横になって過ごしてもいいくらいの安静が良さそうです。

病院によっては一週間くらい入院して安静させるところもあるそうですね。

壮大な前振りをしましたが…

次回は無知&おバカである私が、この後に取った衝撃の行動について書いていきたいと思います。

これから腎生検を受けるみなさん、絶っっっ対にマネしないでくださいね!!!

※同じ「IgA腎症」であっても、年齢や性別・病気の進行度等により経過は様々です。私の場合の病状・治療経過等を綴っていますので、同じ病気の方すべてに当て嵌まるものではないことを予めご了承ください。

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