針を刺す痛みは…
たっぷり麻酔を刺してもらったところで、ついに生検が始まりました。
麻酔により腰回りの感覚はほぼありません。しかし、まったく何も感じないというわけではなく
(針が刺されたな)(腎臓に向かって針が進んでいるな)
というのは感じ取れました。しかし痛みは0です。麻酔ってすごいですよね。
スポンサーリンク針が進んでいく感覚というのが、私個人の感想ですが、ズズ…ズズズ…ッという具合で、筋肉(贅肉)をかきわけゆっくり進んでいくような、今までに感じたことのない独特な感覚でした。
腎臓にたどり着いたところで、先生から「それじゃあいくよー!」と声がかかります。
と、言われて間もなく、バチンという大きな音が背後から聞こえてきました。
痛み無し。ただ、音は結構大きかったです。
これを数回繰り返し、腎生検自体は30分かかるかかからないかくらいで終わりました。
生検終了後
針を抜いてすぐ、穿孔箇所を全力で指圧されます。
スポンサーリンク緊張が解けたせいか空腹中に腹回りを強く圧迫されたせいか、少々具合が悪くなりましたが寸でのところで指圧が終了。手際よくクルっと仰向けに寝かされました。
なんて一息ついていると、気が抜けたのかあくびが出てしまいました。
あくびをした瞬間、腎臓に針を刺したであろう箇所がズキ―――ンと痛みました。
この痛みがどんなものかと言うと、まごうことなき筋肉痛のような痛み。
針を刺した場所が痛むかもしれないとはうっすら聞いていてかなりビビッていましたが、なんのことはない筋肉痛程度の痛みでした。
腎生検中に感じた痛みをまとめますと
①麻酔の注射のチクっとした痛み
②腎生検終了後、刺した箇所の筋肉痛のような痛み
感じたのはこの程度でした。
なので、これから腎生検を控えている方で痛みに恐怖感を抱いている方がいらっしゃいましたら、腎生検はそこまで恐がらなくても大丈夫だということをお伝えしたいです。
次回「安静開始!」
※同じ「IgA腎症」であっても、年齢や性別・病気の進行度等により経過は様々です。私の場合の病状・治療経過等を綴っていますので、同じ病気の方すべてに当て嵌まるものではないことを予めご了承ください。
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